外部委託在庫を移動棚に集約保管 「移動ラック」の納入事例
株式会社ユアサコーポレーション 殿
外部委託在庫を移動棚に集約保管
季節ごとの在庫量・出荷頻度の変動にも対応![]()
株式会社ユアサコーポレーション殿(本社:大阪府高槻市)は、バッテリなど各種電池・電源システムの大手メーカー。1920年に国産初の自動車用バッテリを開発。以来、「クリーンエネルギーを世界へ」を企業スローガンに豊富な実績と技術を生かしてオートバイ用で世界シェアトップ、自動車用でもあらゆる車種に対応する製品をラインアップしています。
主力生産拠点の一つ、長田野製作所(京都府福知山市)では2002年5月、製品の保管能力と管理を強化するため重量級移動棚「移動ラック」(IDR)、無線式ハンディターミナル(RFT)を導入しました。
同製作所の主な生産品目は自動車用バッテリと、ビルや通信設備などのバックアップ電源用バッテリ。このうち、自動車補修用バッテリは夏・冬に需要が集中するため、春・秋に余分に生産し備蓄して対応してきました。
その際、備蓄スペースの不足分については複数の外部倉庫に保管を委託。出荷時には担当者が該当倉庫に出向き、目視で製造年月日の古い順に先出しを行ってきました。
この外部委託在庫を集約し、製品管理を合理化するため導入したのがスペース効率の高いIDR(4,000パレット)。自動倉庫と比較検討した結果、繁忙期の出庫に同時に複数台のフォークリフトで対応できることが採用の決め手になりました。
また、RFT(3台)の活用で入荷から出荷までの製品管理精度も大幅に向上しました。完成した製品はパレットごとにバーコードラベルを貼付。入出荷時にこのラベル情報をRFTで読み取りコンピュータで一元管理することで在庫情報の確実な把握と、先入れ先出しの徹底が可能になりました。
同製作所では新システム導入により、物流コスト削減目標の7割を達成。今後は実際の設備運用を通じてロケーション管理を工夫するなど一層の合理化を目指します。
<Daifuku News No.166 (2002.11)より>
IDRの操作端末にはラジコン式を採用。最長100m遠方からのラック開閉指示が可能。
RFTによる入荷検品。

