完全自動化移動棚と自動倉庫を直結「移動ラック」の納入事例
ヘガネスジャパン株式会社 殿
完全自動化移動棚と自動倉庫を直結
鉄粉保管量を倍増、作業生産性を4倍に向上![]()
ヘガネスジャパン株式会社殿(本社:東京都港区)は、スウェーデン・ヘガネス社の日本法人で1985年の設立。自動車部品など粉末冶金製品の原材料となる鉄粉・鋼粉を製造・販売しています。
近年、強度や塑性など完成部品に求められる品質の高級化や、成型技術の急速な進歩によって、同社製品へのニーズもますます多様化。生産・配送拠点を兼ねる埼玉工場(熊谷市)では取扱量・アイテム数が急増し、保管・在庫管理能力の強化が課題となっていました。
そこで2001年8月、新しく完全自動化移動棚「マジックアイルシステム(MA)」(3,256パレット)とパレット自動倉庫「コンパクトシステム(CS)」(318パレット)を導入。保管能力を従来の固定棚方式の約2倍に向上、正確な在庫管理によって顧客ニーズに迅速に対応できるジャスト・イン・タイムの出荷を実現しました。
新設備では、入荷品をすべていったんMAに格納、出荷はCSから行うようにしています。翌日工場で加工するものや、出荷予定のある製品は、夜間にMAからCSへあらかじめ自動入庫。昼間、作業者が入出荷に専念できるよう工夫しています。
「入庫は製品を荷受け台に置くだけ。出庫時にも製品を探す手間がなくなるなど、従来の伝票による入出庫作業に比べ生産性を4倍程度向上させることができました」(工場長 高橋 英行様)。
また、同社では親会社のヘガネス社とのデータ交換にXML*を利用。今回導入したシステムと対応させ、受発注データと入出庫指示データをシームレスに結ぶことで、いっそうの業務効率化を図っています。
* XML(eXtensible Markup Language)。Webの世界の標準語。
<Daifuku News No.163 (2002.3)より>
スタッカークレーンはMA(手前)とCS(奥)に各1台ずつ。MAの移動棚は10台。
MA・CSの入出庫口。入庫時、袋に貼られたバーコードを荷受け台のリーダーで読む。

