防爆タイプ「移動ラック」の納入事例
ナトコ株式会社 殿 三好工場
塗料保管に「移動ラック」防爆タイプを採用
QRコードと組み合わせ、製品管理を徹底![]()
1948年の設立以来、合成樹脂塗料やラッカー塗料の専門メーカーとして躍進、最近では液晶ディスプレイ用スペーサー*1やコーティング剤などファインケミカル製品も手掛けるナトコ株式会社殿(本社:愛知県西加茂郡)。2001年5月、本社に隣接した三好工場内に防爆タイプの「移動ラック(IDR)」を導入しました。
同社では、建築・建材業者などのユーザーニーズに応えるため、家屋用外装塗料の使用期限明示など、QRコード*2を活用したロット管理システムの構築を進めてきました。QRコードには、バーコードの約10倍の情報を書き込むことができ、同社では製品No.・容量・ロットNo.・使用期限などをコード化しています。
IDRは、その新しい管理体制づくりの一環として、物量増加に対応するため導入されました。すべての棚・商品につけられたQRコードと無線ハンディターミナルの活用で在庫管理の徹底・在庫情報の精度向上を図り、導入前に2,300トンあった在庫を約75%に減少。「今秋の実証試験を経て、来年春に稼働予定の塗料業界EDI(電子データ交換)参加に向け、一歩進んだ製品管理体制が構築できました」(取締役 田中 和夫様)。
さらに、同社は2001年8月にISO14001を取得、IDRはその活動にも大きく貢献しました。また万一、格納物から塗料が漏れ出した場合、建屋外の油溝まで流れ出るようIDRの床を特殊な勾配をつけた構造(特許出願中)にするなど、万全な安全対策がとられています。
*1) 液晶を挟む2枚の薄い板の間隔を均等に保つよう、液晶に加えられる粒子。
*2) Quick Response Code。二次元バーコードの一種。
<Daifuku News No.161 (2001.8)より>
2棟4エリアで稼働するIDR。計2,400パレット格納可能
フォークリフト作業者は無線ハンディターミナルからの指示に基づき入出庫を行う。
商品名の右に印刷されたQRコードをスキャン、入出庫精度を上げている。

