洋酒の保管に無軌条式移動棚6基を採用「移動ラック」の納入事例
横浜新港倉庫株式会社 殿
洋酒の保管に無軌条式移動棚6基を採用
既設倉庫2階にわずか7日間で設置![]()
横浜港を中心に穀物・食品からセメントまで幅広い分野の物流業務を手掛ける横浜新港倉庫株式会社殿(本社:横浜市中区)。2002年2月、大黒ふ頭突端の横浜港国際流通センター2階に設けたY-CC事業所に、輸入ウイスキー・ワインなどの洋酒保管用として無軌条(レールレス)式「移動ラック(IDR)」6基を導入しました。
従来、同事業所では倉庫に平置きで商品を保管。荷傷みによるロスの発生や、人手ピッキングによる荷繰り作業に手間がかかり出荷が遅れるなどの問題を抱えていました。これらを解消、作業効率・保管効率の向上を図るため移動棚の導入を検討、設置工事期間が短い無軌条式を採用しました。
「営業倉庫業にとって、大がかりな床工事が不要で、軌条式の半分以下の工期で導入できることは大きな魅力。設置工事は2期に渡りましたが、どちらも7日間で完了。業務への影響はほとんどありませんでした」(営業本部部長 田島 忠明様)。
倉庫内は6つのエリアに分かれており、5つのエリアにはガイドレール式IDRを、庫内中央に位置する1エリアには磁気ガイド式をそれぞれ設置しています。磁気ガイド式は完全なレールレスで、フォークリフトや台車がそのまま通り抜けできるうえ、開閉操作が通路両面で行えるようにして作業効率を高めています。
IDR導入により荷繰り作業は不要になり、ロケーション管理もきめ細かく行えるようになりました。さらに、商品の正確な保管位置をピッキングリストに明示することで作業が迅速化。昼12時までの受注分は遅くとも当日20時までに出荷できるようになり、リードタイム短縮にもつながっています。
<Daifuku News No.164 (2002.6)より>
ピッキングはケース・ピースが中心。通路の均等散開機能により同時に複数の通路で作業が行える。
IDRは格納総数1,230パレット、設置面積は約800平方メートル。

