日星精工株式会社 殿
建機や自動車などのねじ部品の保管に自動倉庫を採用。
先入れ先出しと在庫管理を徹底し、入出庫作業の省力化を図る

課題
従来、各ラインで製造した製品は敷地内の倉庫で保管していましたが、●倉庫自体が老朽化して耐震性に不安がある、●マテハン設備はガイドレール式の固定棚で専門のオペレータが必要、●1箱20kgの集品作業はすべて人手で行っており重労働―、などの問題を抱えていました。
結果
まず、工場のレイアウトを見直しCSを既存建屋の一画に設置。さらに、2010年4月に2期工事としてCSと直結したピッキングロボットを導入、旧倉庫は撤去することで、これら問題の解消を図りました。
CSの規模は、奥行き25m×幅9.5m×高さ8.5m。段ボールと客先指定の通い箱(コンテナ)を保管し、空荷のパレットも格納する運用となっています。
CSと入庫・ピッキングのステーションの間には、高速搬送台車「ソーティングトランスビークル(STV)」を採用することで、入出庫の効率化を図っています。また、段ボールのピッキングにはロボットを活用して、パレットへの積み替え作業を無人化しました。
これら自動化と併せ、在庫管理機「AWC」を採用してロットNo.や梱包情報まで把握したことで、管理精度が向上し棚卸し作業は不要となりました。さらに、格納数の約8割を占める人手による段ボールの集品作業をなくしたことで、専任の作業者を半分の1名にして同じ物量を処理できるようになりました。

- スタッカークレーン3基、格納数870パレットのCSとシャトルタイプのSTV。

- CSのラックサイドに設置した入庫ステーション。ピッキングステーションと動線を分けている。

お客さまの声
建屋の解体を優先したことから、工期を2回に分けて実施しました。物流の効率化に加えて、現場環境が大きく改善できたことに満足しています。
(生産管理部次長 杉本 孝規 様)
<Daifuku News No.198 (2011.7)より>

