株式会社日興染織 殿
染織の命“型枠”保管に完全自動化の移動棚。
作業の負荷大幅削減とスピードアップを実現

課題
日本の染織業界では新柄への変更頻度が高く1年償却が一般的なため、型枠の保管には手をかけず、屋外の屋根付ラックやテント内に保管することが多く、風雨にさらされて劣化が進みがちでした。また、朝一番の染織準備に男性8人で30~40分かかっていたうえ、前の倉庫では型枠8,000枚を保管していましたが、足場を組んで人手で一枚約3kgの型枠をピッキングするという重労働でした。
結果
型枠の高密度、大量格納には、完全自動化の移動棚「マジックアイル」を採用しました。工場2~3階吹き抜けに設置された、マジックアイルは、梁下高さ15m、専用パレット1,055枚を使って約20,000枚、2,500柄の型枠を格納しています。これにより、格納数は以前の倉庫の約2.5倍となり現在では従来比、約半数の人員で順にピッキングできるようになりました。

- 「マジックアイル」

- フラットスクリーンと呼ばれる型枠
お客さまの声
染織の先進地域はヨーロッパ、特にイタリアです。現地では価値ある型枠を大切に保管して10年、長いもので20年使います。大手染織工場では、保管には自動倉庫の利用が普及しています。現在では、担当者4~5人が順にパネルを操作するだけで必要な型枠がピッキングできるので、準備も大変楽に、しかも正確・スピーディに行えるようになりました。
(代表取締役社長 安田 三郎 様)
<Daifuku News No.156 (2004.6)より>

