株式会社日本アクセス 殿
岡山・福山地域の配送を担う冷凍品の汎用センターを新設。
出荷精度向上、品質保持を徹底し、重複在庫・作業もなくす

課題
従来は5カ所の在庫型センターを納品先別に分散して設置していましたが、冷凍品事業の拡大で物量が増加し、庫内が手狭になってきたことに加え、入出庫や仕分け作業は人手が中心で、機械化が遅れていました。さらに、①在庫やオペレーションが各拠点で重なる、②すべての納品先で検品作業が発生する、③多くの作業者が必要ーなど、喫緊の問題を抱えていました。
結果
新たに業種・業態を問わない汎用センターを建設。マテハンシステムを導入し、自動化・省人化を図るとともに、既存センターの機能を統合しました。その結果、作業効率や物流品質が向上、複数センターで重複していた在庫や作業を集約しました。
マテハンシステムのキーとなるのが、大ロット品を格納する「コンパクトシステム(CS)」や自動仕分け装置「ジェットサーフィンソーター(JSUS)」。さらにCS側面の間口からピッキングできるように、「デジタルピックシステム(DPS)」を採用し、ペーパーレス化を実現しています。このCSとDPS、そしてJSUSの導入により、入出庫・仕分け作業を大幅に効率化。納品精度は、目標としていた100%に届くレベルに近づきました。また、作業の迅速化で商品の品質保持がいっそう徹底できたうえ、人員も低減。さらに、商品知識がない新人でも簡単なレクチャですぐ作業が行えるなど、スタッフの即戦力化も実現。トータルで物流コストを削減しました。
なお建屋には、冷蔵・生鮮品の特定顧客向け通過型専用センター「岡山チルドMDセンター」を併設。フローズンセンターと配送先が重複する多くの店舗で、冷凍品とチルド品の混載配送を実現。積載効率を高めるとともに、CO2削減にも貢献しています。

- 格納数648パレットの「コンパクトシステム」

- 自動倉庫側面を利用したDPSによるケースピッキング

- シュート数8、時間当たり3,000ケースを処理する「ジェットサーフィンソーター」

お客さまの声
稼働して丸2年。納品先でのノー検品率が増加し、サービス力がアップしました。また、冷凍庫内は冷風が直接作業者に当たらないように設計することで、体への負担を軽減。低温下でも、担当者がより丁寧に商品を取り扱えるように工夫しています。
(センター長代行 浜田 隆男 様)
<Daifuku News No.190 (2009.3)より>

