和泉電気株式会社 殿 浜松物流センター
各工場からの個別納品を集約。
お客さまの納期・精度ニーズに対応

課題
浜松物流センターは1993年、パレットタイプの自動倉庫と搬送用ローラコンベヤを導入して静岡県浜松市に開設されました。それまで各工場から顧客に個別に納品していたのを一括集約し、お互いのロスを最少化する狙いで建設されたのです。しかしその後の物流需要の変遷に伴い、処理速度が遅く、オンライン化されていないパレット自動倉庫では立ち行かなくなりました。
結果
取り扱いの中心となる小物アイテムに的を絞り、ケース保管の高速自動倉庫「ファインストッカー(FS)」に切り替えることになりました。10,000ケースをスタッカークレーン5台、高速仕分け搬送台車「STV」8台で処理しています。FSは作業効率を高めるため、入庫と出庫が同時に行えるよう入・出庫口を切り離し、動線を意識したレイアウトを採用。また、STVの導入により10,000ものロケーションが、フリーロケーションとして使えるのも大きな魅力となっています。
同社では物流センターの入出庫業務をERPに連動させる総合物流管理システムを独自に開発。西日本地区および輸出アイテム担当の竜野物流センター(兵庫県龍野市)とリンクして、それぞれが一段高い能力アップを実現しています。センターの制御・入出庫管理・在庫管理をこの総合物流管理システムに統合させたことで、受注情報・在庫情報・搬入計画・入出庫データが一元管理でき、物と情報の流れをリアルタイムに処理し、リードタイムの短縮とピッキング精度を飛躍的に向上させました。また、自動倉庫のフル自動運転を可能にしたことにより、出荷作業途中での伝票・帳票類の発行がなくなり、最終出荷工程での1回だけとなるなど「ペーパーレス化」「省資源化」にも貢献しています。

- 高速小型立体自動倉庫「ファインストッカー」

- 高速仕分け台車「ソーティングトランスビークル」
お客さまの声
今後の課題は、当日出荷のウエートを高めて、お客さまのご期待にさらにお応えしていくことです。そのためには、マテハン設備をフル活用することが、ポイントになると考えています。効率化、省人化を図って、お客さまにはスピーディで間違いのない商品をお届けできるしくみ作りを進めていきます。
(浜松物流センター 所長代理 石原 好孝 様)
<Daifuku News No.160 (2001.5)より>

