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JA東日本くみあい飼料株式会社 殿 知多工場

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配合飼料の製造工程をマテハン設備で完全自動化。
多品種少ロットの生産体制を整え、安全・安心な製品を供給

JA東日本くみあい飼料株式会社 殿 知多工場

牛・豚・鶏など家畜の“えさ”となる配合飼料を製造・販売するJA全農グループの飼料メーカーのひとつ、JA東日本くみあい飼料(株)殿(本社:群馬県太田市)。同社は、関東・甲信越・東海・北陸地区の16都県をカバーしており、約3割のシェアを占めています。
2009年3月、生産の基幹拠点である知多工場(愛知県知多市)に鶏豚用飼料の専用工場を増設し、マテハン設備を導入。製品の安全性や設備の機能性を高めるとともに、多品種少ロット品の生産性を大幅に向上しました。

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多品種少量、小口出荷への対応 リードタイムの短縮
品質管理の向上 その他効率化

課題

従来、流通容器(トランスバック)の充填準備から倉庫への搬送・保管などは人手作業で行っていました。

結果

新工場は6階建て。1〜3階吹き抜けでパレット自動倉庫「コンパクトシステム(CS)」を配置し、2階部分には充填・排出エリアを設けています。同エリアを囲むようにして構成した高速搬送台車「ソーティングトランスビークル(STV)」により、各工程間の搬送を自動化。2〜6階は原料プラントを備え、とうもろこしや麦などの主原料や大豆粕などの副原料を加工しています。
配合飼料は、主・副原料と各種ビタミンを計量〜調合〜攪拌して生産します。その後、専用コンテナに充填しCSに保管。出荷時はCSから出庫したコンテナを反転させ、排出口から階下のバルク車に直接投入します。一部製品は、加工エリアで袋詰めして出荷します。CS(1、2バンク)には袋物の製品のほかに原料も保管しており、原料は3階より出庫してリフタで上階へ運び各プラントに供給します。
今回のCSとSTVの導入により、製造から出荷まで一連の流れを完全自動化。約170種ある原料から300以上にのぼる銘柄の鶏豚用飼料を効率的に生産し、多様なお客さまニーズに対応できる体制を整えました。また、倉庫間の横持ちがなくなり、2日程度かかっていた生産リードタイムはほぼ半日で出荷できるようになりました。これにより、作り置きによる品質低下がなくなるとともに、製造ロット別のトレーサビリティ機能も強化し、安全性を確保しています。

JA東日本くみあい飼料株式会社 殿 「コンパクトシステム(CS)」
スタッカークレーン3基、格納数860棚のCS。3から6バンクには重さ3tまでのコンテナが格納できる。
JA東日本くみあい飼料株式会社 殿 「ソーティングトランスビークル(STV)」
STV(4台)。出荷はコンテナ(中央)を反転させ、排出口からバルク車へ投入する。

お客さまの声

今回の増設で、設備の高能力化をはじめとする合理化を達成しました。迅速で安定した製品供給を軸に、いっそう“安全・安心”な高品質の配合飼料の提供を通じて畜産農家を支援していきます。

(知多工場 製造部部長 坂本 英雄 様)

<Daifuku News No.197 (2011.4)より>

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