SUS株式会社 殿 滋賀事業所
国内生産体制の強化のため工場新設。
自動倉庫などを初導入して、生産性・サービスレベルを向上

課題
国内生産体制の強化と、主要顧客の集積する東海、関西、北陸圏への販売供給体制の整備が必要となり、また、納期短縮・物流コスト削減が課題となっていました。
結果
同社の生産拠点は海外も含めて計5カ所。国内は静岡本社、福島事業所、九州事業所の3カ所を展開していました。滋賀事業所は、静岡本社で担っていたアルミフレーム、アルミ・樹脂パネルなどの切断・加工、組立などの生産機能を移管したものです。取扱アイテムは、アルミフレーム230、パネル150、部品2,000。自動車・電機・機械メーカーなど、1万3,000社に納品します。
移管に伴い滋賀事業所では、生産工程にパレット自動倉庫「コンパクトシステム(CS)」をはじめ「移動ラック(IDR)」、デジタルピッキングシステム、無人搬送車など最新のマテハンシステムを導入。工場内物流を大幅に合理化し、効率的な生産体制を実現したことにより、アルミ製フレームの生産能力を従来の1.3倍、月産130tに高めることができました。
CS(クレーン1台、格納数123パレット)は、パネルを格納。ラックサイド2カ所の出庫口から指定数をピッキングし、隣接した切断機へ供給します。一方、IDRには各種のアルミフレームを格納。生産計画に基づきIDRから出庫し、出荷頻度別の仮置きエリアで待機させ、すぐに切断機へ仕込めるようにしています。
CS・IDRの運用により、先入れ先出し管理を徹底、在庫保管量は30%アップしました。また、資材供給のタイミングや作業がスムーズになり、生産性は大幅に向上しました。さらに出荷リードタイムも、これまでの翌日午後納品から午前納品へと短縮するなど、サービスレベルの向上にもつながっています。

- 最大1m×2mのパネルを格納するCS。

- 長さ4mのアルミフレームを格納するIDR。
お客さまの声
弊社初の自動倉庫などの導入により、各工程だけでなく、事業所全体で作業の効率化が図れました。また、省力化・省スペース化のほか、作業の安全性も確保しました。今後は滋賀事業所をモデルケースとして、さらなる高品質生産を目標に、顧客満足度を一層高めていきます。
(所長 岩瀬 浩司 様)
<Daifuku News No.192 (2009.10)より>

